BRXは Microsoft のプログラミング言語 [Microsoft Visual C++] にて拡張機能を作成するC/C++言語形式のAPIです。図形データのみならず、CAD自体の機能についてもクラスライブラリとして提供している拡張性の高いAPIです。
BRX の対象 OS はWindows となります。 利用可能なグレードは Pro 以上となります。 (Classic では、BRXプログラムをロードすることはできません)。
BRX プログラムを使用するためには、BRX モジュールをロードする必要があります。 BRX モジュールのロードはコマンド[appload]にて、モジュールファイルを指定し、ロードするか、 LISP プログラムにて関数(arxload)にてロードします。
■ BRXプログラムの作成
BRXはDLL形式のモジュールとなります。 BricsCAD V15 の BRXモジュールを開発するためには、以下のものが必要になります。
- Microsoft Visual C++ 2010 (SP1~)
- BRX SDK (V15.1.11 r8865 以降) (*1)
(*1)
BRX SDK は、Bricsysが提供する開発キットです。 デベロッパー登録をし、承認されると、専用サイトよりダウンロードすることができます。
デベロッパー登録は以下のページの「1 開発者として登録する」より必要事項を入力して登録してください。
■ 関連コマンド - APPLOAD
各種カスタマイズモジュールをロードするためのコマンド
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