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新規プロジェクトの作成

.NET API のカスタマイズでは、BricsCADにより高度な処理を実装することができます。
高度な処理を実装可能なため、使用する Visual Basic や Visual C# などのプログラム言語は習得するには難しいものにはなりますが、
.NET Framework を使用したアプリケーション関連の書籍や資料はたくさんありますので、入りやすく また 問題がある場合も解決しやすいと思われます。
ここでは、一番最初の入門編として、BricsCAD .NET API の Visual Basic での新規プロジェクトの作成方法について紹介します。

開発環境の準備


開発環境としては、Visual Basic が必要になります。
Visual Basic は Microsoft より販売されており、Visual Studio という商品に同梱されいます。
.NET API を作成できるものであれば、バージョンは問いませんが、.NET Framework 4.0 以降の開発ができるバージョンとなります。
BricsCAD V15 は Visual Studio 2010 を推奨していますが、それ以降のバージョンでも問題ありません。
ただし、お使いOSによっては .NET Framework 4.0 が入っていない場合もありますので、入っていない場合は、以下よりダウンロードすることができます。

デベロッパー様やパワーユーザー様の場合は、Visual Studio をすでにお持ちの場合もありますが、
これから始めようとされている方の場合は、新規にVisual Studio を購入することのなります。
無料版の Visual Studio でも .NET API のカスタムモジュールは作成することができますので、まずはそちらからお試しください。
無料版の Visual Studio は以下よりダウンロードすることができます。
(インストール対象は Express 2013 for Windows になります)


プロジェクトの作成~カスタムコマンドの実行


1. 新規プロジェクト作成

Visual Studio Express 2013 を起動する。

スタートページより [開始]-[新しいプロジェクト...]をクリックする。

左側より [インストール済み]-[テンプレート]-[Visual Basic]-[ストア アプリ]-[Windows アプリ]を選択し、
中央のリストより [クラス ライブラリ (Windows)] を選択する。
選択後、プロジェクトの名前を入力する。ここでは プロジェクト名[Test01] とする。
入力後、[OK]ボタンをクリックする。

プロジェクトのプロパティを開く。
以下は、ソリューション エクスプローラのプロジェクトの部分でマウス右クリックをし、ポップアップメニューからプロパティを表示する方法です。

左側の[ライブラリ]をクリックし、ターゲット欄の[変更(G)...]ボタンをクリックする。

ターゲットを [.NET Framework 4] に変更し、[OK]ボタンをクリックする。

左側の[コンパイル]をクリックし、[構成(C):)] を [Release] 、[プラットフォーム(M):)] を [Any CPU] に設定する

左側の[参照]をクリックし、[参照パス(P)...)]ボタンをクリックし、BricsCAD のインストールフォルダを参照パスとして追加する。

[追加(A)...]ボタン→[参照(B)...]をクリックし、BricsCADのインストールフォルダより TD_Mgd.dll と BrxMgd.dll を選択する。


各ファイルを選択し、プロパティ画面から[ローカル コピー]項目の設定を [False] にする。




2. コマンドの作成

必要なアセンブリの宣言を記述する。
下記の記述例は、代表的な BricsCADのアセンブリの宣言です。
必要に応じて、Imports すべきものを追加してください。

コマンド名[TestCommand01] を宣言する。
コマンドの宣言は<CommandMethod()>関数で行なう。以下の場合は、コマンド名とコマンド実行モードを指定した使い方です。
続けて、処理部分のメソッドを宣言し、メソッドの処理内部から、実行する処理プログラムを実装していく。
以下の例では、アラートを表示するプログラム。


3. ビルド、モジュール生成

メニュー[ビルド(B)]-[ソリューションのビルド]または[ソリューションのリビルド]を実行する。
エラーがなければ、プロジェクト保存フォルダ下のbin\Releaseフォルダに生成される。


4. カスタムコマンドの実行

BricsCADを起動し、メニュー[ツール(T)]-[アプリケーションのロード(N)...]を実行する。

[追加...]ボタンをクリックし、ファイル選択ダイアログより生成した .NET API の実行モジュールを選択する。

[ロード]ボタンをクリックし、モジュールをロードする。

コマンドラインにコマンド名[TestCommand01]を打ち込み、カスタムコマンドを実行する。


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